桐生川釣行記 2023-06-26 鮎解禁
2023年6月25日 桐生川鮎解禁
2023年、両毛漁協管轄の鮎解禁は桐生川が6/26、渡良瀬川が7/2になります。例年6月~9月の間はトラウト類は暑さのため標高の高いところ以外は厳しい時期。逆に鮎は6~8月がシーズンということもあって鮎釣りをやってみることにしました。そこで近くの桐生川の鮎解禁日に鮎釣りに行ってきました。
鮎釣り準備編
鮎釣りといってもオトリ鮎を使った「友釣り」とミノーを使った「アユイング」があります。ここ数年広がってきましたアユイングのほうから始めてみることにしました。理由は簡単で手持ちの道具で簡単にできるからです。友釣りはいろいろと道具にお金がかかるというイメージがあったので今回はアユイング一択。特に桐生川管轄の両毛漁協は早い段階でアユイングができる河川にしてくれていたのも理由になるでしょうか。
まずはアユイングに必要なものを洗い出し。
- 入漁券
鮎は他の釣り券とは区別されていて別になっているケースがほとんどで両毛漁協も鮎を含む「全魚券」と鮎を除く「雑魚券」にわかれます。年券は5月以降だと全魚券が11,500円。雑魚券が8,500円で差額は3,000円。鮎の日釣券が1,500円なので2回も鮎釣りをすれば元がとれちゃいます。残念ながら鮎だけの年券は売っていないので最初から全魚券にしておけばよかったです。 - ロッド
アユイング専用のロッドが発売されていますがとりあえずのものとしてダイワ・ルアーニスト83MLを使用。8~9フィートがいいといわれていて96Mのロッドも持っていましたが桐生川はそんなに大きい川ではないので83MLをチョイス。 - リール
ベイト、スピニングのどちらでもOKのようですがスピニングしかもっていないのでシマノ・アルテグラC3000XGを使用。最近はこのコストパフォーマンスが高い21アルテグラばかり使ってます。 - ライン
PE0.3~PE0.6ぐらいを推奨していますがアユイングのためにPEを巻き直すのは嫌だったのでトラウトでつかっている0.8号をそのまま使用。リーダーはフロロカーボン0.8~1.5号と細目を推奨していますがこちらもトラウト用の12lbをそのままにしました。 - ミノー
アユイングのキモとなるミノーですがダイワとパームスぐらい他メーカーは積極的に参入はしていません。ここはどこでも売っているであろうダイワにしました。
アユイング – Web site – Daiwa
ESCADE | PALMS | 株式会社パームス
ちなみにダイワがアユイング、パームスはキャスティングアユと呼称していているようです。
とりあえずダイワのアユイングミノーは94SF、95SS、110SFと大きさと仕様で3種、それぞれに4色カラーがあるので合計12種類もでています。とりあえずは2023年新発売の95SSから「アデルギラギラアユオレンジベリー」と「ナチュラルアユ」の2つを購入
- ハリ
アユイングミノーにはフックがついていないので鮎釣り用の針を使います。こちらはもっていないので動画で推奨していたダイワ・D-MAX鮎SS ワンデイパック ハリス 3本イカリ KEEP 7.0号を購入。最初からハリスがついているので楽ちんです。 - たも網
鮎専用ではなく、渓流釣りでつかっているものを代用。 - 友舟
生きた鮎をいれておくものですがもともとはつった鮎をオトリ鮎にするため生かしておくものだと思います。友舟は別の使い方もあるようなのでこちらは購入。といってもヤフオクで落札。しかもバッカン付きで5,000円弱でした。
とりあえずはこんな感じで始めます。ミノーと友舟だけでしたのでトータル1万もしないんじゃないでしょうか。
桐生川 鮎釣りポイント
先ほどの鮎釣り解禁の案内をみると右側に鮎放流の場所がだいたい書いてありました。中里橋から下流の広見橋まではエリアになりそうです。ちなみに放流日は解禁日前日の6/25なので解禁日はそうそう移動はしていないと思います。
前日に下見に行ってきました。こちらは広見橋。
橋の下もそんなに急流ではなく想像通りでした。一番の問題は駐車場がほとんどないことと川岸に草がびっちり茂っていて入れる場所は限定されるようです。
桐生川 鮎解禁日当日
まずは上流の中里橋(なかさとばし)へ。中里橋は川沿いの細い道(左岸)を行くとグランド脇にちょっとした駐車場があるのでここから下まで釣り下ってみよました。
駐車場につくとクルマが2台。ちょうど釣り仕度をしている方がいたので毎年解禁日ってこんなに人が少ないのかと聞いてみると「こんなもんだ」とのこと。ニジマス解禁日のようにちょっとは人がいるのかと思っていたので少し拍子抜け。
まずはここで数回ためすも反応がないので移動。誰も人がいないのでちょっと心配に。左岸側は下りづらそうなので川を右岸へ渡り次の稲荷橋(いなりばし)へ。
稲荷橋へでる橋の上流で2名ほどようやく釣りをしている姿がみえました。稲荷橋は左岸側から入るようで上流にでられず下流側で試すも無反応。このまま左岸側を幸橋(さいわいばし)ー広見橋(ひろみばし)と歩くも・・・。この間、釣り人は5名ほどしかみず、だんだん心配になってきました。本当に釣れるのかと。
左岸は護岸になっているのであるきやすくはあります。ちょっと上にはクルマもはいってこない歩道になっているので散歩する人が多いですね。
広見橋から帰りは右岸ルートで中里橋へ戻ることに。釣り人がいた稲荷橋へ戻るとちょうど12時ぐらい。まだ釣りをしていたので右岸側の橋上流から入る。
アユイングは流れに沿ってそのままにしておくことが多いので川の真ん中から下流へくだるというのがやりやすいかもしれません。
そしてようやく釣れました。15cmぐらいの小さい鮎でかかっていたというのが正直な感想です。あまりアクションをせずポイントにミノーを固定させ川の流れだけに任せたほうが反応があるように感じます。ここから2-3回アタリはあったのですがバラシてしまいました。友釣りの方もまだサイズが小さいのでのらないよーといってました。
休憩していると漁協の方が見回りにきていたので聞いてみると放流直後は群れになって固まるので群れにあたれば釣れますよーと教えていただきました。
なかなか鮎釣りも奥が深いですね。次の週は渡良瀬川(桐生地区)解禁なのでまた行ってみようかと思います。