プロパンガス消費者協会でプロパンガス契約を切替
家計節約の節約は固定費の節約。電気、ガス、電話の3つが肝だと思います。電話と電話はすでに楽天電話に切り替えていましたがガスの切替は賃貸だとほぼ不可能なので賃貸していた家を購入したタイミングで切り替えることにしました。
地方はプロパンガスが主流で高い?
一般的にプロパンガスは高いというイメージがあります。できたら都市ガスにしたいと思いますが田舎はたいていプロパンガスの仕様。しかしプロパンガスと都市ガスの最大の違いは都市ガスが「総括原価方式」で決められていた規制料金の名残が多いのに対してプロパンガス会社が価格を決められる「自由料金制」であり、高額になる理由です。
もともとは賃貸物件だった際に大家さんがK原実業にしていたのですが1㎥あたり671円というかなり高額な設定になっていました。だいたい月の使用量が9~10㎥なので月1万円ぐらいの出費です。
プロパンガス消費者協会とは
プロパンガス消費者協会はプロパンガス消費者の保護とプロパンガス料金適正化を目的に設立された一般社団法人です。お金に関する情報を提供しているリベラルアーツ大学の動画でも紹介されていて購入前からから相談しておりました。このたび家の契約が無事に終わりましたので再度連絡をしてプロパンガス契約の切替を手助けしていただきました。
プロパンガス消費者協会でのガス会社切替の流れ
まずサイトから無料料金自動相談から今の価格を調べます。なんといっても相場がどのぐらいなのかがわからないと切替をするかどうかがわかりません。私の場合はかなり高額ですという表示をされましたので無料相談から安いガス会社へ切替をしたいと問い合わせをしました。ちなみに問い合わせには検針票・請求書が手元にあるといいでしょう。
内容としては
- 安いガス会社を紹介してほしい
- 賃貸物件なので貸与設備が3年ほど残っている
旨を伝えました。最初は賃貸していた時に相談しましたが賃貸だと契約の切替は難しいといわれ、家を購入後同じ内容で問い合わせをすると前回問い合わせしたことを覚えていていただき話しがスムースにすすみました。結果的に前橋のガス会社を紹介していただき下記のようになりました。
- 基本料金 1980円 → 1500円
- 従量単価 671円/㎥ → 360円/㎥
これで月々3000円ぐらいの節約になりました。月々の支払は約3割減といったところです。
また気になっていた契約終了すると旧ガス会社への貸与設備の買取が発生(金額として約5.6万円)しますがこれも負担していただいております。プロパンガス消費者協会の担当者からだいたいの内容を教えてもらい、OKをだすと新しいガス会社の担当者から連絡が来て契約をする流れになります。新ガス会社との契約は配管の確認とあわせて家まで来てもらいました。その際に旧ガス会社との契約切替を新会社のほうでできるよう委任状も書きましたのでいっさいの手続きも代行してもらえました。
その際の注意事項として契約から開通までの間に旧ガス会社から値引きの提案などをして引き留めにくることが多いので注意してくださいとアドバイスをもらいました。その時は安くしてもその後だいたい値上しますというものです。それから営業がくるかと思いましたが何の音沙汰もなく、契約切替が終了しました。たしかにK原実業の方にこの辺で契約している人はいるのかと尋ねると桐生市梅田町は2軒だけですと回答してもらったのを思い出しました。引き留めるほど効率がいい地域ではなかったのかもしれません。
プロパンガス消費者協会のおすすめ理由
プロパンガス消費者協会をおすすめする理由は
- 社団法人で営利法人ではないため特定の会社を紹介されることはない
- 価格の相場が個人ではわかりにくい
- 協会に加盟しており、かつ価格相場に準じた会社を紹介してくれる
自分の希望にあわなければお断りもできます。ただし自分ですべての会社の担当エリア、価格を調べるのは大変です。仮に見つかったとしてもプロパンガス会社は契約をお互いに切り替えないという暗黙のルールが会社同士でかわされているケースもあります。実際、訪問営業にきたガス会社に契約会社名を伝えるとその会社だと乗り換えできませんといわれたこともあります。このような裏事情はわかりませんので切替を検討される場合はプロパンガス消費者協会にお問い合わせすることをおすすめします。