DIY 風呂場のルーバー窓にプラダンで内窓を設置

10年に一度の大寒波と電気代高騰の対策

今年は10年に一度の大寒波だそうですね。寒波に加えて電気代が高騰しており、我が家でも昨年の1月電気代が2.8万円だったのが4万を突破しそうないきおいです。(電気使用量はほぼ両年ともほぼ同じ)そんな中でも大活躍しているのは

  • ひざ掛け電気毛布
  • 電熱ベスト

です。これで電気ストーブをほぼ使わない生活がおくれています。電熱ベストは冬の釣りでも活躍しており、100均で500円のモバイルバッテリー(10000mAh)を補充して家や会社でも使うことにしています。10000mAhをフル充電する電気代は約30円だそうでかなりリーズナブルで暖かく過ごせます。

とはいってもやはり築50年の我が家はそもそも寒い。玄関や窓から冷気が体感できるほど隙間が空いている場所もあったりしたので隙間モールなどできっちりと対策をしました。そんな中、唯一対策できていなかった場所がお風呂場です。

お風呂場の寒さ対策(風呂場のルーバー窓の対策)

幸いうちは築古一戸建てですが風呂場はユニットバスに改装されていますが窓がルーバー窓になっているため気密性がなくここから冷気が流れ込む状態になっています。よって冬場メチャクチャ寒い。風呂場のヒートショックを本気で心配するほどです。また混合栓のサーモがいかれ気味でシャワーのお湯も熱くならないのでなおさら。

ルーバー窓はおしゃれで目隠しも兼ねるメリットもありますが窓の内側にプチプチのような断熱材を貼ったりもできず、湿気もある場所なのでそのまま放置していました。またこの窓が幅60cm x 高さ110cmと意外と大きかったのも対策をためらっていた原因です。

今年はこの寒さを乗り切るため、湿気にも強いプラダンを利用して内窓を作り冷気対策を施しました。

風呂場の内窓の材料

風呂場の窓を2重窓にするといってもそこは安く上げるのがDIYの醍醐味。用意したのは下記のとおり。

  • プラダン
    コロナ対策用のパーテーションとしても使われ認知度があがったプラダン。プラダン(段プラ)は「プラスチックダンボール」の略。ポリプロピレン樹脂(PP)を材料とした板状の素材。今回、ホームセンターで購入しましたのですが987円。以前より高くなってますね。PPのかわりにポリカーボネートを使ったものもありますが3倍の値段がしたので断念。またホームセンターで白とクリアが売り切れていてブルーになってしまいました。
  • 簡易内窓フレーム&レール
    株式会社光が販売している塩化ビニール樹脂製の窓枠フレーム&レール。購入したのは内窓をすべらすための上レールと下レール。それとプラダンにはめ込むフレームの3種が必要。本来はさらに横カバーをつけるのですが試作なので上レール、下レールとフレームの3種類のみとしました。具体的には下記のものになります。
    フレーム 型番 PTF2622 1840mm ホワイト x 4本(987円x4本=3,948円)
    上レール 型番 PLT3012 912mm ホワイト x 1本(327円)
    下レール 型番 PLT4012 912mm ホワイト x 1本(217円)

    窓の高さが110cmと中途半端に大きかったのでフレームがそこそこのお値段になってしまいました。材料費合計で5,479円。窓の高さが90cmぐらいだったらもうワンランク下のサイズでできたんですけどね。

    株式会社光 公式サイト

必要工具

大したものはいりません。カッター、クラフトのこ(レザーソー)、定規、両面テープぐらいでしょうか。

作業内容

窓の採寸

きっちり測りましょう。今回の窓枠の内寸はW605x1060mmでした。

レールの上下をカット

窓枠の内側上下につけるレールをカット。窓枠の内寸幅は605mmでしたが水切れも考慮して600mmでカットしました。ちなみに写真の下が上レール、上が下レールになります。

上下のレールを窓枠の内側に貼る

両面テープで貼り付けます。窓枠にビス止めがあり平らにならなかったのでビスを外しました。

フレーム取付のイメージを確認

最終的にプラダンの4辺にフレームをつけるのですが取り付け方は左側が正解。右側はNGです。理由はレールを滑らせるのであれば凹凸がないほうがいいのでレールにあたる側に継ぎ目がないようにするのをイメージしてください。

プラダンのカット

プラダンをカットするのですがサイズは幅は窓枠とほぼ同じの600mm、上下は窓枠の高さ1060mm ー フレームの突起部分12mm x 上下2か所 ー クリアランス5mm = 1030mmとしました。つまり W600 x H1030mmにカットしたものを左右に分けて W300 x H1030mmが2枚となります。

カッターで定規を使って数回なぞれば簡単に切れます。

フレームをカットして4辺につける

フレームは先に上下の分をプラダンの幅600mmに対して28mmを足した628mmでカット(2枚分4本)。左右は逆にプラダンの高さ1030mmから28mmを引いた1002mmでカット(2枚分4本)。そしてそれぞれをプラダンの4辺に取り付けます。

フレーム付プラダンをレールにはめて完成

普通の引き違い戸のように上にいったん差し込んではめるタイプです。採寸に失敗してもプラダンとフレームは接着していませんので間違えたら外して調整すれば大丈夫です。

左右に隙間があいているのはビスが2つあって完全にしまらないからです。横レールを取り付ければ無事解消するでしょう。気になるようであれば横レールのみ後日取り付けます。また窓に取っ手をつけようかと思いましたが窓が軽いので要らないと思います。

感想

効果はどうかと思いましたがつけるだけで風呂場の激寒から寒いなというレベルまであがりました。確実に取り付けたことによる効果が実感できました。横レールをつければ隙間もなくなるのでもっとレベルアップできるかもしれません。これで湯舟のお湯も冷めにくくなると思います。

プラダンがブルーなので目立ってしまいますが交換のタイミングで白やクリアに変更もできますのでとりあえずは満足です。マグネットを使った方法などもあると思いますが少々値段がはってもレールにしてよかったです。うちの場合、内窓にいろいろとものを置いたりするので頻繁に開け閉めもしますので。

後日談:横カバー設置

その後、横カバーを設置してみました。記事はこちらです。

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