台所プロペラ換気扇DIY交換
台所の換気扇を新しいものに購入してDIYで交換してみました。換気扇の交換は簡単でしたがちょっとした失敗もありましたのでそのときの注意点もあわせて書いておきます。
台所用換気扇の種類 ー古い家や賃貸はほぼプロペラ型ー
台所用換気扇には大きくプロペラ型とシロッコ型があります。上の写真は一般的なプロペラ型。
こちらがシロッコ型になります。正しく言えば上の画像も見えているのはレンジフードであってこの中で排気してくれる機器がシロッコ型換気扇です。プロペラ型とシロッコ型で一体何が違うのかというと排気する場所が直接壁からおこなうのかダクトを経由して排気をするのかの違いです。
壁に穴をあけて換気扇を設置するものはプロペラ型、ダクトを使って排気するのがシロッコ型。アイランド型のキッチンなど壁に直接設置できない場合はシロッコ型と思って間違いありません。最近の住宅はキッチンのレイアウトはリビングとの連携を重視するLDKの思想があるためか設置場所をとわないシロッコ型が大半のようです。ちょっと前まではおしゃれで高機能と思っていましたが実は性能面ではあまり変わらないようです。照明がついたり24時間換気モードのような付加価値がつきますが大差はありません。
我が家みたいな築古物件だと当たり前のようにキッチン・ダイニングとリビングが完全独立していてキッチンは壁側に配置されています。よって換気扇も当然のように壁にプロペラ型が埋め込まれています。
プロペラ型換気扇は古臭いデザインであったり、壁に設置しなければなりませんが何といっても安いというメリットがあります。ホームセンターで5000~9000円ぐらい。ネットだと5000円前後で販売されています。対するシロッコ型は機器が安く買えたとしても工事費が高くなってしまうデメリットがあります。なんとなく資金的な余裕ができたらシロッコ型にしようかなと思った時期もありましたが結論プロペラ型換気扇で十分という結論にいたります。
交換のきっかけ
入居時から換気扇のカバーがなく、年に2回は清掃をしていました。換気扇カバーもつけれらないので油がたまりやすい構造になってしまっています。換気扇のカバーは正式名称をオリフィスというそうですが換気扇自体も古いのでパーツ手配ではなく本体ごと交換することに決定。なにせ油が付着するのでいったん換気扇をOFFにして再度ONに戻してもモーターが手で助走をさせてあげないと回らないぐらいになっていたのです。
台所換気扇の外し方
外し方は簡単。換気扇カバー(オリフィス)を外し、(うちの場合は最初からないので外す手間なし)、2か所ほど上にある取付ボルトをゆるめてあげるだけでシャッターごと外れます。プロペラもはずしたほうが作業はやりやすいです。
するとこんな感じで真四角の穴があいた状態になります。ちなみ我が家の穴サイズは25cm正方形でした。
プロペラ型換気扇の購入 その1 ー失敗ー
プロペラ型換気扇のいいところはもうひとつあってメーカーが少ないため機種選びが簡単。ほぼパナソニックかヤマゼンかの2択。他にも高須産業やLIXILなどもあるようですがホームセンターや通販で気軽に買えるのはこの2社。
ということでパナソニック換気扇 FY-25TH1を楽天スーパーセールを利用して購入。
取付・・・・ できませんでした。
壁の穴が25cmで購入したパナソニック換気扇 FY-25TH1は換気扇径が25cmなので冷静に考えれば入るはずがありません。両方とも25cmというワードにこれだろうと思い込みをしていたせいでサイズを間違えていました。この換気扇は壁の穴サイズが30cm用のものでした。さいわい楽天スーパーセール期間中だったのでパナソニック換気扇 FY-20TH1と一回り小さいサイズを追加購入。サイズ間違いはさっそくメルカリへ出品して翌日には4,000円で販売。購入金額が4700円ぐらいだったので手数料・送料をひくと2000円ぐらいの損になりましたが勉強と思えば安いものですね。
教訓:換気扇のプロペラ径と取付サイズは別モノ
プロペラ型換気扇の購入 その2 ー再購入ー
サイズを訂正して再購入。今回は無事にはいるサイズです。
取付
先ほどの外し方の逆なので、機器を壁穴へシャッターごと埋め込み、取付ボルトを締める。あとはオリフィスと油用フィルターをつけて終了。
レンジフードにスキマがあり前オーナーがテープでふさいでいました。テープが経年劣化していましたので貼り直し。あとは配線をまとめてあげるだけでした。
ついででレンジフードに付着した油もキッチンマジックリンで落としてあげました。毎日調理するとすぐに油まみれになってしまいましたが新型換気扇のフィルターに期待をしましょう。
新しく交換すると吸い込みの風量もアップしたと思うのは気のせいでしょうか?