ドドメ(桑の実)でコイ釣り 梅田湖

2023年の梅田湖ニジマス放流も5/27が最後でだんだんと釣れなくなってきます。そんな中、台風2号が通り過ぎた6/3には何故か爆釣する人もでるほど釣れた場所もありました。増水と気圧低下のせいと釣場では話題になりましたが真偽のほどはわかりません。翌日の6/4はうってかわって急に暑くなったせいか8時をすぎるといっせいに反応がなくります。

梅田湖でのコイ釣りシーズン

梅田湖のコイはなかなか釣れません。練り餌が使用できないこともありますが警戒心が強いためなかなかエサを食べてくれません。梅田湖でコイ釣りをするなら「のっこみ」のシーズンである3-4月と湖面に落ちるドドメ(桑の実)を捕食する今が一番釣りやすい時期。ニジマスが釣れなくなる時間になると釣り人もほとんどいなくなるので「ドドメでコイ釣り」をしてみました。

ドドメでコイ釣り:仕掛け&タックル

梅田湖のコイは誰も釣らないせいかとにかくデカイ。この日はニジマス釣りのタックルを利用しました。さいわいPE0.8にリーダー16lbとそれなりに大型用の設定になっていましたのでこれを利用。

ロッド:バスロッド上州屋オリジナル AGUA DULCA S632ML
リール:シマノ 21 アルテグラ C3000XG
ライン:PE 0.8
リーダー:フロロ 16lb
ハリ:オーナー サクラマススペシャル 11号

コイ釣りのために用意するというわけではなく、その時持っていたもので間に合わせてます。

岸に寄ってくるコイをつりサイトフィッシングなので錘はつけません。これにエサとなるドドメをつけるだけ。

ドドメ(桑の実)とは?

ドドメとは桑の実のことで4~5月にかけて花が咲き、6月初旬に実の収穫がはじまります。桑の木というと蚕のエサというイメージ通り最近では桑の木も減っているとも聞きます。昔は木の実を食べていたと聞きますが小生は実食したことはありません。見た目はラズベリーのようでキイチゴのようなさっぱりとした味わいだそうです。これを積極的に食す梅田湖のコイはグルメですね。

ドドメでコイ釣り:釣り方

熟して落ちたドドメを拾います。桑の木の下に大量に落ちているので見つけるのは簡単です。

ポイントは桑の木が湖面にせり出している真下。風に揺られて桑の実がポツリポツリを落ちていてそれを狙ったコイが大量に集まっています。ここに先ほどの仕掛けを投入。距離としては2-3m程度なので錘なしでも十分。コイがいないようであればドドメを拾って投げてやると音に反応してまた集まってきます。ただし大量に投入すると撒き餌のほうだけ食いついてしまうので適度に。

釣果

エサを投入して5分もしないうちにHIT。1時間で3匹。60,70,60cmとそれなりのサイズ。ウォーターランドのナナマルスッポリネットが小さく見えちゃいます。

ライトタックルなので1度HITすると取り込みまでだいたい10-15分近くかかります。このタックルだとファイトが楽しめる反面、となりに釣り人がいると邪魔になってしまうデメリットがあります。まわりの状況をみながら誰もいなければコイ釣りのチャンス。

「ドドメでコイ釣り」は5月下旬から6月なので今がシーズン。簡単に釣れるんですが梅田湖でコイ釣りする人は少ないかな。

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