桐生市立図書館に行ってきた
桐生市立図書館の場所・駐車場
9月には釣りができなくなる禁漁期間になり、その間に図書館でいろいろと調べてみようと初めて桐生市立図書館に行ってきました。近年は本を購入あるいは電子書籍ですませていますが地方出版物や郷土史などのマイナーな書籍は扱いが少ないので図書館へ足を運んだしだいです。
桐生市立図書館 公式サイト
〒376‐0022 群馬県桐生市稲荷町1-4 電話:0277-47-4341
桐生市立公民館と一緒の建物で駐車場もあります。
桐生市立図書館 営業時間
- 火曜日から土曜日まで 午前9時から午後7時まで
- 日曜日 午前9時から午後5時まで
- 館内整理日(臨時開館) 午前9時から午後4時まで
休館日 - 月曜日・国民の祝日・年末年始・資料点検期間
最近は新型コロナの影響で入口でマスク着用はもちろんですが測温とアルコール消毒をするようになっています。また図書利用券提示で入退室の管理もされていました。私は初めてなので図書利用券を作成してからあらためて入室です。
桐生市立図書館 図書資料の借り方・利用券発行
桐生市立図書館利用案内のPDF版はこちら(表、裏)
図書利用券は免許証があればすぐに作成してくれます。(期限は7年)
詳しくは上記の利用案内に記載されていますが要約すると下記のとおり。
・本(雑誌・絵本・紙芝居を含む)は10点まで貸出できる
※一部貸出不可・館内閲覧のみもあり
・視聴覚資料(DVD・ビデオ・CD)は2点まで貸出できる
・貸出期間は14日以内
・返却は1Fカウンター(閉館時間は建物入口横の返却口へ)
※視聴覚資料(DVD・ビデオ・CD)は破損するので返却口への返却は不可
興味深いのは桐生市立図書館だけでなく新里図書館や公民館図書室の利用が共通となっています。
それと利用券発行対象が桐生市民だけではなく、太田市、館林市、みどり市、足利市、佐野市、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町に在住・在勤・在学の人が対象で群馬県のみならず栃木県もまたいだ両毛広域連携(両毛地域の6市5町)のおかげですね。
両毛広域都市圏総合整備推進協議会 「meets RYOMO」(両毛広域都市圏総合整備推進協議会)サイト
桐生市立図書館 参考資料室・図書室の予約
以前は一部予約が必要だったようですが2020年7月7日から事前予約が不要になっています。そのかわり定期的な清掃・消毒があるため2時間程度の利用に制限されています。夏休みともなれば学生の勉強スペースとして利用されているのでしょうが新型コロナの影響でそうした使い方は難しそうです。
今回は2階へは行きませんでしたが「山田郡誌(昭和14年発行」もあるようなので折を見て閲覧しようと思います。私の住んでいる桐生市梅田町は古くは梅田村といって昭和29年に桐生市に編入されるまで群馬県山田郡に属していました。山田郡そのものは大間々町がみどり市になった段階で消滅。そういうわけで梅田町の昔のことを調べるには必須の資料と思っています。
群馬県山田郡誌 ー 国立国会図書館デジタルコレクション
その他プラネタリウムもあるようなので機会があれば行ってみようと思います。
桐生市郷土史コーナー
郷土史コーナーはかなり充実していたと思います。前からみやま文庫の本は購入すべきかまよっていましたが引越しで書籍を減らしていましたので今回は図書館で下調べです。あかぎ出版もいつのまにかなくなっていましたので群馬県の歴史・風土を知るにはみやま文庫が最後の砦かもしれません。
みやま文庫 公式サイト
桐生市本町通りにある近江屋書店にも常設されていましたがさすがに全巻はありません。郷土史を扱っている本屋さんは大切にしたいですね。
近江屋書店
376-0031 群馬県桐生市本町4丁目77
電話番号 0277-45-3270
今回借りた書籍は読み流しですがそれでも面白い記述もいくつかありました。住んでいるあたりは昔、高沢村(こうざわむら)といって高沢村(たかさわむら)は他にも存在するが高沢村(こうざわむら)は日本にここしかないとか、○○村は桐生川ダムに沈んだと赤ペンで書いてあったりと役にたたない雑学が増えます。
上州の温泉 県下温泉一覧
「上州の温泉」は昭和39年発行ですがその当時で忍山温泉山光館はすでに休業中とあります。バスで忍山温泉入口下車で徒歩4キロとはちょっと距離がありますね。いまでいうところの秘湯になるかもしれません。
忍山温泉に限らず桐生近辺には鶴ケ谷鉱泉や泉荘鉱泉(新里村)があったようで以前の忍山川釣行記にも書きましたがぜひ復活してもらいたいです。