桐生市教育委員会「桐生市ことがら事典」

桐生市教育委員会「桐生市ことがら事典」

桐生市教育委員会(桐生市立図書館) 発行
図書館資料整理ボランティア 編集
2012年3月1日 発行

桐生市立図書館から「桐生市制施行90周年・水道創設80周年記念事業」と銘打ってある「桐生市ことがら事典」を借りてきましたので紹介。

この事典はすでに刊行されている「桐生市人物事典」の姉妹品としての位置づけで600円で販売されていたようです(桐生市サイトより
簡単にいえば「桐生市のことがらに関するwikipedia」です。とにかく桐生に関するワードの羅列で関係のない人や興味のない人には何の役にもたちません。

桐生ことがら事典抜粋

今やなんでもネットで調べられるようになりましたがネット検索する呪文、つまりワードを知らなければなりません。そうした意味では貴重な事典といえます。たとえば家の前を流れる桐生川支流の高沢川にはいくつか沢が流れ込みますが名前がまったくわかりません。この事典ででてくる高沢川の沢は

・安治路谷戸沢(あじろがいとさわ)
・市畑沢(いちはたさわ)
・オイノガ沢(おいのがさわ)
・大滝沢(おおたきさわ)
・大持丸沢(おおもつまるさわ)
・獄入沢(かけいりさわ)
・木和田沢(きわたさわ)
・宿巡沢(しゅくめぐりさわ)
・高芝沢(たかしばさわ)
・鍋足沢(なべあしさわ)
・平ヶ谷沢(ひらがやさわ)
・嫁ヶ久保沢(よめがくぼさわ)

が記載されています。ただ住所のみなので場所はさっぱりわかりません。地図や写真などのビジュアル要素が皆無なので自分で調べる必要があります。

その他、黒保根の上田沢橋の上を陸軍の軍用車が走っていると橋が落ちた「上田沢橋の落橋」や桐生ゴム工業の整理解雇に端を発した女性工員が高さ30mの煙突に83時間近く滞在して抗議活動した「煙突娘」などそもそもネットにのっていないような地方ニュースも垣間見えます。

これで重要度がついていれば山川出版社の「日本史用語集」に似ていますね。パラパラとめくって気になるところをまた調べるということに役立ちそうです。

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