桃園書房 まんがヘラブナ釣り入門
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桃園書房 まんがヘラブナ釣り入門 監修 丸山高広 まんが 浜田かんたろう
前回の小学館入門百科シリーズ122 ヘラブナつりハイテクニック(その時の記事はこちら)からヘラブナつながりで桃園書房のまんがヘラブナ釣り入門(監修 丸山高広 まんが 浜田かんたろう)の紹介です。著者であった丸山高廣氏は今回の監修もされています。(氏名が丸山高広となっています)
もはやどういう経緯で購入したかは定かではありません。自分で買ったのか父親が買ったのかも不明。しかし「まんが」ということでかなり読み込んでいた記憶はあります。出版元の桃園書房は残念ながら2007年に倒産してしまっておりました。
奥付
私のもっている本の奥付は下記のとおり。
昭和53年5月10日 初版発行(1978年)
監修 丸山高広
まんが 浜田かんたろう
発行者 伊藤文八郎
発行所 桃園書房
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構成
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第1章のしょっぱなから「底の立て方」からはじまります。もはやまんがだからといって子供向けというわけではなく麻雀などの趣味本と同じくかなり実践的な内容になっています。よくタイトルに「まんがで覚える〇〇」の中には漫画がほんのちょっとしかないものもありますがこの本はほとんどがマンガ仕立てとなっております。
ストーリーはヘラブナ釣りをしていたカンタローが偶然カエルのゲコを蛇から助けたことで湖の妖精レークちゃんからヘラブナ釣りの手ほどきを受けるというもの。まんがということもあってレークちゃんと一緒に湖に潜って水中を見に行くなどマンガならではのテクニック本になっています。
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とはいえ結局テクニックとは関係のないところばかり覚えてしまうのでありました。
まんがを書かれた浜田かんたろう(浜田貫太郎)氏の画をどこかで見ていたと思っておりましたら学研(学習研究社)のひみつシリーズの釣りを担当されていました。それでどことなく親近感があったのかもしれません。
釣り書籍の楽しみ ー広告ー
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古い釣り書籍の楽しみのひとつに広告があります。すでになくなった会社や商品がタイムカプセルのようによみがえってきます。ふまつげん本舗の「釣りキチ三平のエサ」。かすかに記憶にあります。ふまつげん本舗も2001年(平成13年)に廃業されています。詳しくはわかりませんがダイワ(グローブライド)で「へら餌本舗」として引き継がれているようです。
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ふまつげんの「トロコン」。トロロコンブの略ですね。ヘラブナ釣り用エサのパッケージって今もあまり変わっていないような気もします。
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今やダイワかシマノが2大メーカーですがオリムピック釣具も頑張っていました。
弁天FCと房総ロッヂ釣りセンターは今も現役です。
弁天FC 公式サイト
房総ロッヂ釣りセンター 公式サイト
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仙台にいたころに購入したものため当時のブックカバーのまま。仙台に数店舗あった高山書店のもの。高山書店も2002年に倒産してしまったようです。長く続けるのは大変なことなんですね。