桐生川支流でソロキャンプ DAY1
目次
近所の桐生川支流高沢川でソロキャンプの演習
前回の記事、「桐生市近辺でソロキャンプ 準備編」で必要な装備の購入を書きました。そして実際にソロキャンプに行ってきました。今回のテーマはまずクルマで近くまで行き、1時間程度歩いたのちにキャンプをするというものです。よって遠くではなく近場の桐生川支流、高沢川源流部でソロキャンプを計画。よく行くところなので重装備でトライしてみるには最適な場所です。いずれにしても源流部の林道は車両通行止めとなっており近くに駐車する場所もないので歩かざるを得ません。今回は渓流釣りがメインではなくキャンプが主目的で
・テント泊
・焚火
・飯盒での自炊
を行う予定です。最終的に桐生市梅田町から釣りをしながらキャンプをして座間峠を越えてみどり市の草木湖方面へぬけてみたいですね。
ソロキャンプで持って行った装備
ソロキャンプ用として持って行ったものは
・テント
・寝袋、クッションマット
・ランタン
・兵式飯盒、コッヘル、マグカップ、水筒
・シングルバーナー、CB(カセットボンベ1)
・ナタ
・食料(米4合、ボンカレー2、ビール350ml 2、インスタントコーヒー1、紅茶ティーバッグ2、非常食用インスタントラーメン1)
・蚊取り線香
・スマホ、モバイルバッテリー、ウェアラブルカメラ、Kindle
・釣具(釣竿、魚籠、地下足袋、タモ網、釣り用上着、小道具)
・タオル、衣類
本来ならここに携帯用のイスがあったのですがこの時点で入りきらずなおかつ重量が13-14kgありましたのでイスは断念しました。また一眼レフカメラも同様に今回はお留守番です。
ソロキャンプの設営場所までの歩行
徒歩で1時間ぐらいを考えていましたが思ったより重量があったのと出発がちょうど14時ごろでこの猛暑の中を歩くにはしんどいためクルマを駐車できる場所まで連れとクルマ2台で行き、林道入口まで送ってもらいました。帰りはここまでひとりで徒歩で戻る予定。結局候補としていた場所まで歩いて20-30分となり想定よりも近くなってしまいました。それでも登山リュックを背負って歩くことをしていないので初めてとしてはこのぐらいの距離でよかったかもしれません。設営場所は沢の水が減り、河原のような場所がでてきて林道からもすぐの場所です。倒木も多く薪には困りません。これから
・テント設営
・冷蔵庫作成
・カマド設置
をしたうえで釣りに行ってきます。
テント設営
キャンプ場を選んだら暗くなる前に準備を始めます。まずはテント設営。昔の家型テントと違ってポールを伸ばして建てるだけという簡易仕様。雨も降る予定はないのでこれで終了。一人なら荷物を中に入れても十分な広さです。
天然の冷蔵庫をつくる
せっかく持ってきたビールを冷やすため沢を利用して天然の冷蔵庫を作ります。幸い急な流れではないので簡単にできました。
カマドをつくる
キャンプ場などではほぼ直火はNGですが今回は石の河原なので直火で焚火をします。といっても帰るときにカマドを残さずに可能な限りもとにもどしていきます。そのためまずはスコップで焚火をするところに穴を掘ります。帰るときに燃えた灰を埋めるためです。
穴を掘ったまわりに石を積んで完成です。今回は飯盒でお米を炊きますので写真のような棒で吊るします。(棒はあとでまっすぐなものに変更しました)これであとは火をおこすだけとなります。今日の献立は
・兵式飯盒でのご飯
・ボンカレー
・イワナの塩焼き
・ビール
を予定。よってあとはイワナを釣ってくるだけとなりました。
ソロキャンプでイワナ釣り
そろそろ暗くなりそうなので下流に数分あるいてから釣りをはじめます。結果的に3匹釣れましたが食べるのは1匹と決めていましたので一番大きいものを残してリリースします。
とりあえずは釣れてよかったです。
焚火 火おこし
火おこしはライターのみで行います。このあたりは落ち葉や杉の枯れ葉が多く着火には困りません。しばらくは杉の皮と枯れ葉を燃やしながら小枝に移して大きな薪へ火をうつしていきます。近くの木を手で30cmぐらいに折って随時投入していきます。ナタはいりませんでしたね。手で折れるぐらいがちょうどいいと思います。
火がおきたらその他の調理を平行していきます。
調理 兵式飯盒・お湯わかし・イワナの塩焼き
兵式飯盒(はんごう)でご飯と炊いてボンカレーが今日のメインです。最近だとメスティンなんかがでていますが古い人間なので兵式飯盒(はんごう)でご飯を炊きます。炊き方は適当になってしまいました。頭ではわかっていましたが暗いと蒸気と煙の区別がつかなかったり、火力の調整ができないので火にかけたら頃合いを見て引き上げました。結果的にはお米がちょっと固く、おこげがほんの少しできた程度だったためもう少し炊いてもよかったでしょう。
飯盒でご飯を炊いている間にボンカレーを温めます。お湯はイワタニ シングルバーナーを使いました。携行性と安価なボンベなので今後も重宝しそうです。高地にいくわけではないのでこれで十分です。
豪華な夕飯 適当に炊いたご飯
一人ご飯なのでこれで十分な豪華飯の出来上がり。強いて言えばご飯はおこげがもっとあったほうがキャンプらしいでした。次回にとっておきましょう。
食後にもう一度お湯を沸かして紅茶タイム。Newbyのアールグレイ。こういう野趣あふれるなかでの紅茶もいいものです。
夕飯をすませたら早く寝るものだと思っていましたがなんだかんだで焚火に薪を随時投入しつづけ4時間ぐらいは燃えやし続けていたと思います。誤算でした。長時間やるならビールと紅茶はもっともってくるべきでした。焚火を十分堪能して就寝。DAY2へ続きます。