桐生川源流部根本沢 釣行記 2020-6-06
今日は桐生川源流部の根本沢へ釣りに行ってきました。朝の(たぶん)5時半ぐらいにつくと車がすでに1台。迷いましたが今回は先行者がいても行ってみることにしました。桐生川源流部の沢は先日釣りをした十二沢と今回の根本沢のふたつありますので仮に釣りだったとしても同じ沢に行く可能性は確立は二分の一。これがあとで大きな過ちとなります。
根本沢は初めてですがもう片方の十二沢は昼過ぎには納竿しましたので所要時間はだいたい同じぐらいでしょうか?根本沢林道を進み、ぐるっと回って二十丁石を過ぎた合流地点を目指します。こちらの所要時間は30分ぐらいでしょうか。不死熊橋すぐの右の高巻きルートはかなりの高所なのでパスします。
30分ぐらい歩くと林道から登山道の根本沢コースにかわり、沢を目指して降りていきます。急斜面ですが登山ルートなので道はありました。
沢へ降りると右岸の護岸沿いにロープが張られてここを進みます。正面に見える脚立の橋を渡ると登山道と沢が平行して続きます。登山道は沢へ降りたり、登ったり、あるいは沢を渡るルートになっていました。
先ほどの先行者がいるかもと思いながら竿をだしてしばらくすると反応があり、最初の1匹目が釣れました。バラシもあったりしたので違う沢へ行ったか登山客だなと判断しましたがこの1時間ぐらいあとに後方からフライの方が追い付いてきました。少し話をして十二沢のほうにいかれました。あとで思いかえしてみると先行者がいても前にいるだろうと思っていたのですがこの方が最初に沢にきた人で不死熊の最短ルートで入渓されたんだと思います。でなければ早々追い付くはずがありません。その時に気が付いていれば譲ってあげたのですが大変申し訳ないことをしました。もしブログをみていればお詫びいたします。
桐生川源流部根本沢の様子1 桐生川源流部根本沢の様子2
根本沢は登山道(登山道としてはかなり急なルートのようですが)と平行しているので桐生特有の巨岩があっても巻く苦労はあまりありません。日のさしこみもほとんどなく薄暗い深淵な雰囲気の沢ですね。そのかわり登山客がくると釣りにならない可能性がありますので朝早くくる必要がありそうです。
林道を歩いたせいか、暖かくなったせいか弁当前に紅茶で一服。今日の紅茶 Newbyはセイロンをチョイス。そろそろアイスティーが欲しくなる季節ですが味が濃いセイロンのアイスティーはお勧めです。Newbyのセイロンはほかのメーカーにくらべると香りも強いと思います。近くの苔むした倒木にキノコが生えていましたので一緒に記念撮影。
それからも何尾か釣りあげるも10-18cmクラスがほとんどで尺はでません。
8匹目で事件がおきます。8匹目は10cmクラスで特に何もないのですが釣りあげたら途中でハリが外れて水たまりにポチャンと落ちてしまいました。そういう光景も渓流釣りあるあるなので珍しくありませんがタモで救助すると一緒に2-3cmのイワナ、ベビーイワナが入っていました。
まだシラスのような感じですがベビーながらも岩魚であるマークが出始めていました。2-3年後には釣れるようになるのでしょうか?この子も本流の流れが緩い場所に移してあげました。渓流釣りでイワナの稚魚をみるのは初めてです。
9匹目 黄色が鮮やか 5丁の石碑
大割沢、小割沢をすぎると5丁、そろそろ水量が目立って少なくなってきます。
滝つぼ 滝つぼでの10匹目
10匹目を釣り上げた滝つぼで納竿しました。すでにお昼をまわっていましたし、ここから登山道がロープで急に上にのぼるようなので終了としました。この日の釣果は10匹ですべて10-18cmクラスでした。
日が当たるところがありましたのでちょっとだけ動画を撮っておきました。
帰りは登山道を戻る。途中で3人ほどすれ違い。
途中で熊剥ぎの跡をみつけました。爪ではいでいるのかと思いきやクマさんは歯でかじるんですね。シカも剥ぐようですが熊の場合は皮を剥いたように樹木とつながり、そぐように門歯の跡が垂直方向に幾筋も残るのが特徴だそうです。これは間違いなく熊ですね。これからのシーズンは気を付けましょう。