桐生川支流忍山川 釣行記 2020-5-16

高沢川沿いの竹林にて

 みなさんはタケノコ派ですか?キノコ派ですか?私はキノコ派です。今日は桐生川支流の高沢川の源流部に行ってみようと思い、沢入桐生線を北上します。途中の道路にはもはや竹の「子」にあらずビッグバンブーボーイ(Big Bamboo Boy)が目につく季節になったようです。

 と思ったらすでに鳴神大橋のところに車が1台。

コツナギ橋

 まだ朝の7時で釣りか山菜採りかは不明ですが一度入ると脱渓しずらいので場所を下流のコツナギ橋からに急遽変更。今日は天気予報が雨のため登山者もおりません。

チビイワナ

 入渓していくつかポイントを攻めましたが高沢川と支流のコツナギ沢の合流地点でチビイワナが1匹。しばらく様子をみましたがアタリが乏しいので場所を忍山川(おしやまがわ)に変更。コツナギ橋あたりは入渓しやすいので誰か先行したのかもしれません。家が沢に近いと場所変更も楽です。

忍山川河川敷の看板

 バーベキュー禁止のみならず駐車もできない。ここは有名な場所なんだと思います、県道桐生・田沼線を中居橋で左折、忍山川に入ってすぐのところにある「忍山川河川敷」。桜が咲いたころに引越してきたのでいい場所だなと思っていたらGW中はバーベキューで駐車場からあふれるほどの混雑ぶり。ネットで調べて行動するとみんな同じになったんだと思います。利用者のマナーが悪く近隣住民への負担があったとは思いますがお役所の「閉鎖したのは君たちのせいですからね」というこのスタンスはなじめませんね。この昨今の状況で対策をとらないと非難されるのを防ぐための責任転嫁のような気がします。だってバーベキュー禁止と河川敷禁止は別物ですよね?論点がすり替わってますよ。素直に人が集まるので閉鎖というほうがいいんじゃないかと。それにこの立て看板をみて落胆するのはマナーを守っている人たちのほうが圧倒的に多いと思います。場所が使えるかどうか所有者・管理者側に権限があるのでしょうがありませんね。

林道通行止め

  忍山線を車で走り、最後の民家を過ぎるとすぐに車両通行止めの簡易ゲートがあるのでここに駐車。先日、ここで釣りをしていたフライマンの方に話を聞くと通行止めになったのは東日本大震災からじゃないかと教えてくれました。忍山川は一度釣りに来たことがあり、ここから廃旅館山光館のちょっと上までいってきましたので今回はしばらく歩いて以前脱渓したところからスタートしようと思います。ここに駐車している車がなくても車で通行している人がいるようなので油断はできません。

 駐車スペースからすぐ砂防ダムがあり、ひたすら歩く。いせさわ橋、かくま橋、だいもん橋を渡ると廃旅館山光館が見えてきます。

廃旅館山光館

 昔、このあたりに忍山温泉なるものがあったとは知りませんでした。ネットで調べるといろいろとでてきますのでここでは割愛。最近、なぜか行く先々で高山彦九郎に縁があるようです。それはまた別の機会に。ここで温泉が復活したら毎日とはいいませんが毎週来るんですけどね。

 林道梅田小平線の看板をみつつ、その先が行き止まりの標識がでているので大きく右折。前回はこのあたりまでだったので適当に入渓。小1時間近く歩いたでしょうか。途中山藤ですかね、林道に彩りを添えていました。

忍山川本日最初の岩魚 20cm

 釣果は3時間ぐらいでイワナ4匹。だいたい20cmぐらいが標準。今日はすべてリリース。2匹ほどハリを飲まれましたがラジオペンチで除去。ハリを飲まれた場合、釣ってからリリースまではスピード勝負なのでハリはずしよりラジペンを愛用してます。強引にみえますが圧倒的に早いと思います。今日は途中から雲行きが怪しくなり、帰りも小一時間歩きますので脱渓できそうな場所にて納竿。

 忍山川上流部はかなりの高低差がでてきます。岩も大きく、沢登りは下流部にくらべるとかなり難易度が増すように感じます。高沢川源流部でもそうですが倒木、巨岩、落ち葉堆積、ポイントに沈んだの枝が多く釣りも非常にしずらくなってきます。入渓・脱渓も場所によって林道がかなり高くなるため限られるようです。忍山川はこの先に残馬峡へと続くようでまだまだ探索できそうです。

 帰りは来た道を歩いて戻ります。まだ奥に行けそうなので探索の楽しみが残りました。今日は14,000歩になってましたけど。

竹の子刺身とビール

 14時ぐらいにもどってビールで一息。つまみは竹の子の刺身です。冒頭の前振りはこのためでした。食事がガスコンロの上なのは家の喫煙所がここしかないからです。オリオンビールの灰皿も釣具同様に25年近く愛用しており、これに代わる形状のものはありません。

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