桐生川支流高沢川源流部・コツナギ沢釣行記 2020-05-31
日曜日は昼前に桐生市清掃センターへゴミ出しに行くようがあったので渓流釣りは午前中に終わりにする予定でした。(ゴミ出しの様子は「桐生市清掃センターへゴミ捨てに」をご覧ください。昨日はヤマメばかりでしたのでイワナを狙いに最初は鳴神大橋より上流を狙いました。が、今日も先行者と思しきクルマが・・・ 今日は時間がないので釣り人でないことを願いつつ、入渓します。
入渓後、1投目でアタリがありました。最初の1投目って油断してますから再度挑戦して釣りあげます。これは先行者は釣り人ではないかもと期待を膨らませます。
と思ったらアタリなし。そして鳴神大橋から最初の大きな堰堤にぶつかります。私は先行者がいるかどうかを次のように判断しています。
1.濡れた足跡など物理的なものがある
釣りをしているとだいたい狙う場所が同じ。歩くルートも同じになりやすいので足跡は結構あります。ただし足跡も今日なのか昨日なのか迷う時もありますが明らかに今日ついていると思われる場合。
2.確実に魚がいるポイントをいくつかあたっても全く反応がない
単に下手ということもありますが大きなポイントで全くアタリがなく、「こんなところにいるの?」と思うような小さなポイントだけ反応がある場合は先行者がいると判断します。
3.上記を踏まえて1時間ぐらい様子をみる
釣れないとついつい時間をかけてしまいがちですが適当なところで見切りをつけます。
この日は堰堤まで1時間半ぐらい釣って最初の1匹だけですので場所を変えることにしました。ただ今日は時間がないからどうしよう。この時点ですでに8時半。
いつもであれば下流のコツナギ橋から入りますが趣向をかえてコツナギ沢にいってみることにしました。
今日は軽い気持ちでこの沢から入って時間内に鳴神大滝でも見られればいいかと。この沢にイワナがいるかどうかも知りたいということで決定です。コツナギ橋のログハウスが目印の登山口からは入らずそのまま沢を登ります。禁漁になったら鳴神山も登ってみようと思います。
3月に桐生に引越し来た際にこの沢をほんの少し登っています。その時に発見したシカの頭蓋骨と骨がそのまま残っていました。木の上に頭蓋骨を乗せたのは私なのでそのままだったんですね。この界隈にはシカがいます。よく足跡やフンを見かけることもあれば夜中に桐生田沼線のアスファルト道路上で目を光らせた親子3匹と遭遇したこともあります。この子をそのままにしてさらに登ります。
結論から言えばイワナはいました。この沢は水も少なくイワナもそうそう大きくはありません。水が少ない反面、定期的に高低差があるためそこそこのポイントもありました。といっても反応があるのは先ほどの先行者がいるときのような本当に小さいポイントでした。
とりあえずイワナが生息していることがわかっただけでもうれしい限りです。本当に小さな沢なので大物は難しいでしょう。今日はこの2匹でタイムアップ。鳴神大滝もいけずに終了です。
沢そのものは小さいので沢登りは苦労しませんがとにかく倒木が川に向かって倒れた状態なのと人が来ないせいかクモの巣だらけで大変でした。沢登りならぬ倒木越えが多々あったり、ポイントに木が沈んでいて根がかりしやすいかもしれません。
絶えず隣に登山道が平行しているので脱渓は容易でした。登山道はほどよい距離で沢から離れているので登山者が通っても釣りには影響ないと思います。3名ぐらい通っていましたがいずれも下山でした。
時間があれば鳴神大滝とはたしてその上にもいるのかを確認したいと思います。
やはりいるんですね。さすが市役所に熊があらわれるぐらいですから山なら当然か。