桐生川支流高沢川源流部 釣行記 2020-5-23
今日は桐生川支流高沢川の源流部へ行ってきました。ここからはアップダウンも激しく入門者が気軽に入渓できないので注意が必要です。1度だけ昼を回ったぐらいに行ったことがありますが今回は朝早くから入渓して可能な限り源流部で行ってみたいと思います。
名ばかりの県道343・沢入桐生線を北上。鳴神大橋から林道がありますがすぐ通行止めとなりますので急な斜面を降ります。この日はゲートが開いていて重機とトラックが入っていました。おそらく林業関係の方だと思います。
鳴神大橋あたりから入渓してしばらくすると最初の堰堤が見えてきます。前回はこのあたりまできたことがあるので本日のメインはここからになります。上のほうの林道に重機とトラックがみえていて時折道路から大きな丸太が大きな音をたてて落ちてきました。林道の反対側にいたので問題はありませんでしたが上のほうからは釣りをしていることも見えませんので注意が必要です。間違って落としているのかわざと落としているのかは不明です。
しばらくして最初の1匹目の岩魚(約15cm)をゲット。最初の1匹目が釣れるととりあえず安心しますよね。入渓した印象としては足跡も時折みえますので誰かが入った雰囲気は感じます。しかし倒木と落ち葉が下流部に比べて圧倒的に多いです。足場も悪く歩きにくいですね。
今日は時折、日が差してきました。気候が暖かくなって水面に羽虫が飛ぶようになりました。フライや毛ばりもよさそうですが木が邪魔ですね。
あいかわらず杉が中心ですが心なしか杉は下流部に比べて少なくなったような気もします。また下流部はごみが多いのですがそれはほぼありませんでした。ごみは必ず持ち帰りましょう!
2-3匹を釣った後にちょっと小休止。余談ですが私はいつも紅茶を水筒にいれて持ち歩いています。アウトドアというとだいたいコーヒーをイメージするかもしれませんが紅茶も悪くありません。Newbyはイギリスのブランドで日本にも数年前から輸入されています。少々お高いブランドですが何故かうちにはもらいものがあり愛飲しています。味と香りがよくスーパーで売っているような安物ではなくしっかりしたものを一度試してみれば違いが判ります。コーヒーは「スペシャリティコーヒー」という考えが浸透していますので紅茶ももっとこだわっていいと思います。ちなみに私は水筒にティーバックをいれたままにします。当然味は変わるわけですが淹れたての華やかな香りが楽しめるステージと帰り際の濃い味わいの2通りのステージで楽しんでいます。この辺は自己流です。
どこでも売っているブランドではないので「通」向け好みの方にもぴったりですのでおすすめです。
NEWBY公式輸入代理店クラインズのサイト https://tea.klein-s.co.jp
カワトンボを発見。詳しくはないのですがニホンカワトンボでいいのかな?こういうのを見かけるのも渓流釣りの楽しみのひとつですね。
岩の裏側から竿を出して釣ったら岩魚がついたまま木にからまるトラブルが発生。初めてですね、釣れたまま引っかかるのは?源流部は川の中に木が結構ありますよ。
昼ぐらいに座間峠登山口に到着。高沢川はここで2つに大きく分かれます。ここを通ると草木ダムのほうへ抜けるようです。リサーチ不足で沢が分かれると思っていませんでしたのでとりあえずこの峠道をいったん無視して林道沿いの左側をすすみます。
林道へいったん出てから再入渓した際に1mぐらいのシマヘビが足元を這っていきました。驚かせてしまったようです。川に降りると鹿と思しき足跡があったり何か出てもおかしくはないですね。
しばらく左側の沢を登ってみましたがすぐに水量が乏しく、小さな落ち込みにもアタリがないので断念し、先ほどの座間峠登山道沿いの沢へ変更しました。
登山口すぐの丸太橋は問題なく渡れますが登山道があまり使われているようではないためか他の丸太橋のいくつかは落ちていました。全体的に薄暗く急に日の当たらない山林をすすむことになります。とにかく沢の上を倒木が覆っていて釣りづらいです。沢そのものは大したことはないのですが倒木のために巻くケースが多々ありました。ただ登山道があるので登山客がいなければ歩きやすいかもしれません。特に帰りは。
本日の釣果は大小あわせて15匹(※ハリを飲まれたイワナ1匹は急いでいたので写真撮り忘れ)いずれも10-18cmクラスが中心で20cmオーバーは1匹のみ。数は多かったのですが結局夕方まで釣っていて最終的にタイムアップ。源流部の最後までたどり着けませんでした。機会があればまた奥まで探索しようと思います。
帰ってくると17時。台所でたばこをすっているとボンちゃんが様子見に膝上にのってきました。
香ばしい猫の後頭部を見ながら今日はおしまいです。