桐生川支流穴切沢 釣行記 2020-6-07
今日は起きたのが遅いのでいつもの渓流釣りの候補、桐生川源流・高沢川・忍山川はあきらめて穴切沢にいってみました。前回は途中でタイムアップでしたので最後まで行ってきました。最近は桐生川源流・高沢川・忍山川は人が必ずいるようになっているので朝早く行かないとダメですね。穴切沢(あなぎれさわ)は忍山川の反対側を流れる沢で昔は飛駒(現佐野市飛駒町)から梅田町へ商人などが往来する峠道だったそうです。この峠道に沿って穴切沢が平行して流れています。
桐生川との合流地点の近くにある穴切橋の近くに駐車して歩く。近くに民家があるので駐車の邪魔にならないように。
2020年6月7日現在で河川の工事をしています。このちょっと先から前回は入渓しましたので少し歩きます。
前回来た時も感じましたが水量はそれなりにあり、渓相も悪くありません。適当に入渓して釣り始めます。
しばらくすると10cmにもみたないチビヤマメが釣れました。途中アブラハヤと思われるゴツゴツとしたアタリもありましたがハリがあわないためアブラハヤは釣れません。途中でクルマが4台登っていくのが見えました。釣り登っていくと彼らに出会い、モトクロス用のバイクを積んでいました。おそらく競技用かと思われます。彼らをやり過ごし上流部へ登っていると5台ぐらいのバイクが2ストローク特有のパンパンという爆音を立てながら隣の道を登っていきました。影響がなければいいんですが・・・。
道の入口は車両通行止めとはなかったと思いますが途中倒木が道をふさいでいましたので四輪車両は通れません。
沢はまだ水量があるのでところどころに大きな滝もありました。が、肝心の魚が釣れません。よく見ると魚が上から見えるときもあるのですが魚信はない。
2時間ぐらいも登っているとだんだん水量が減ってきます。途中に朽ちた木製の橋がでてきて少しひらけたような場所にでます。ここで沢が2つに分かれます。どうも左側が穴切峠へ続く道のようでいったん左へすすみます。
沢が分かれてすぐに小川状態になってしまいました。ここで納竿とします。
穴切沢の入口からここまで2時間強。ここで早めのお昼にしました。弁当は昨日の残りものなので絵にならないため紅茶 NEWBY のイングリッシュブレックファーストを。2時間なのでまだ水筒内は熱々でした。
ヘビイチゴが群れをなしてなっていました。自然界に突如現れる赤は鮮やかです。
昨日の根本山に続いてこちらでも熊剥ぎがありました。2本、3本というレベルではなく10本ぐらいはあったんじゃないでしょうか。この辺りにもいるんですね。夏場は要注意です。
帰りに首無し地蔵が2体ありました。穴切沢での釣果は結局チビヤマメ1匹です。水量もよく、渓相もわるくないのに魚影がないというのはなぜなんでしょう。今日の釣果はバイクの音が原因かもしれませんが他の放流している川に比べると圧倒的に魚影が少ないのだと思います。川虫もとれなかったのでエサも少ないのでしょう。ただ他の沢に比べるといくぶんか砂が多いように感じます。沢の下流で渓流のような雰囲気のところにアブラハヤも以外といましたので源流というよりは里山の渓流というほうがあっているのかもしれません。エサが豊富なら魚が増えてもよさそうな川だと思います。また機会をみて再挑戦してもよいかもしれません。
帰る途中で山登りのおじさんとすれ違い、「素人でもこの川は魚が見えるよ」と教えていただきましたが「見える魚が釣れないんです」と答えておきました。
番外編 - 桐生川支流黒川 ー
ということであっという間に穴切沢が終わってしまったので別の沢で釣りをしようかと迷いましたが今日はほかの川を偵察にいってきました。きになっていた菱町の黒川です。
気になっている理由は3つ
1.黒川はホタルの川で有名らしい
2.漁業権が設置された極めて珍しい砂防ダムであること
3.ダムの上流部で渓流釣りができるかもしれないという期待
ホタルはダムの下流部にある菱町「ほたるの里」が中心でした。釣りができる黒川ダムとのことですが日曜日なのに誰もいません。両毛漁業によると去年もヘラブナの放流をしているとありましたが魚影はまったくみえません。ライズのように湖面がちらちら動いていましたが沈んだ落ち葉からガスがでているようで気泡のせいでした。釣りができそうな場所もありますがヘラブナ用の道具がないので試せません。ぐるっと一回りして一色林道を登ります。
水量は少ないのですが高低差で時折ポイントのような場所がちらちらありますが今回は見るだけにしておきます。
途中に山神宮なるものが出現。ご神体は後ろの巨岩でしょうか。
伐採された杉の山 ほぼ水がなくなる
ちょっとしたハイキングになりました。
林道を降りると途中でイノシシが山を走っていました。どうも私が驚かせてしまったようです。クマだけでなくイノシシもいるんですね。