桐生川 釣行記 2022-3-20 -成魚ヤマメ放流-
2022年は昨年よりも1カ月程度寒い日が続いているような気がします。また3月は会社でのイベント出展や年度末納品で土日出勤もありなかなか釣りをする時間がつくれません。3連休の3月20日に両毛漁業協同組合による桐生川成魚ヤマメの放流があったので行ってきました。
令和4年度両毛漁業協同組合の放流予定(2022年)
令和4年度(2022年)の両毛漁業協同組合の放流は例年どおりのようです。こちらは釣りをする人のため、つまり釣らせるため、の放流でその他にも稚魚放流などもおこなっていますがここには記載されていません。放流日にいけば魚がいるわけでよほどのことがなければ釣れないことはないと思います。成魚放流は4月から5月がピークとなり毎週のようにどこかで放流されています。
桐生川成魚ヤマメ放流 -放流場所と放流方法-
上流は津久原橋(割烹旅館清風園の上または河童神社たもと)から下流は出沢橋(いでさわはし・桐生川源流林の上または桐生和紙のところ)まで約3キロ弱にわたって放流します。当日は9時から上流の津久原橋より順次、下流に向かって放流が始まり、最下流の出沢橋には10時半ぐらい到着。放流は100kgなので広範囲をまかなえるほどの量ではありません。どういうことかというと放流場所がきまっているのではなく上流から漁協の人が釣り人にバケツ1杯分の魚をいれてもってきてくれるやり方なのです。
川に降りられる場所も限られていますので場所によってはこんな感じで上からバケツをおろしてくれます。バケツには5-6匹のヤマメが入っており、自分で放流するというスタイルでした。子供が同伴していると2倍いれてくれるという噂もあります。
出沢橋あたりの様子
今日は出沢橋あたりで放流を待ちました。ちょうど桐生和紙の前に駐車場があって車がおけるのが最大の理由ですが路肩に駐車している方も多かったです。幸い道はそこそこ広いので邪魔にはならないでしょう。
駐車場所と川におりるポイントがわかれば一安心。到着したのは9時半ぐらいだったと思います。このあたりの川は平瀬が多いのですが上からみるとちょっとした淵もあり、誰も場所とりをしていなかったのでぐるっと回って川におります。ここなら放流直後のヤマメもとどまってくれると愚考したしだい。10時過ぎぐらいから放流トラックが回ってきてロープでバケツをおろしてもらい放流。釣りの開始です。
ルアーマンもそれなりにいましたが私はいつものエサ釣り。エサはブドウ虫で仕掛けは意外と木や竹が多いのでチョウチン釣りにしました。釣り始めて1時間で4匹。以降はほとんど釣れなくなってしまいました。放流したバケツにもそんなに入っていませんでしたのでそれなりかと。自分で放流したバケツ分のヤマメをその場で釣るというまさに釣堀状態です。養殖のせいか放流直後のせいかアタリもしょうしょう渋くてわかりづらかったです。
初めて桐生川ヤマメ放流に行ってきた感想としては放流量がそれなりなのでニジマスのように数をたくさん釣るというわけにはいかなようです。他の方も昼前には撤収していたようです。桐生川のちょっとした風物詩といった印象でした。おとなりさんも渓相を楽しんで釣りをするのがいいといっておりました。