梅田湖(桐生川ダム)釣行記 DAY1~3

群馬県桐生市市街から20分ほどにある梅田湖(桐生川ダム)にて釣りスタート

梅田湖を学校跡から望む

渓流釣り2020の記事(こちら)にて「渓流釣りが禁漁期間中」をどうするかで迷ったあげく梅田湖の年券を購入してしまいました。両毛漁業の入漁券を3月に購入したときは梅田湖も禁漁期間になるものだとずっとおもっていました。が、実際には

梅田湖の禁漁期間:3月最終日曜日前日から4月第1日曜日前日まで
※組合の定める特別解禁日は除く
※ヤマメ、サクラマス、イワナは9月21日から2月末まで禁漁

となっており禁漁期間は実質2週間もないことがわかりました。最初から分かっていれば最初から購入していたと思います。なぜなら雑魚(梅田湖と鮎を除く入漁券)とあわせて購入すれば割引になり、さらに5月以降だと料金があがってしまうからです。

9月末に買うと9000円になります。しかも有効期限は2月末となっていますので今から買うともったいない感じ。

梅田湖上流皆沢川の梅田湖と河川の境

場所によっては上記のように川ですが梅田湖の入漁券が必要な場所もあるので物は試し。

秋から冬の梅田湖は釣れるのか

釣れそうな魚はニジマス、コイ、フナ、ワカサギになると予想。しかしニジマスの放流は解禁日の4月あたりに集中しているため10月ともなるとあまり期待できないかもしれない。ワカサギはボートが必要で毎回ボート料金にかかる費用も難しそう。よって狙う魚は

・釣り残しのニジマス
・コイ、フナ

に決めて用具を購入。さすがに渓流竿だけでは広い湖を釣るにはちと厳しい。

ダム湖用の釣り道具

上州屋足利店のスタッフと相談したルアー用具一式
上州屋足利店のスタッフと相談したルアー用具一式

とりあずということもあって上州屋足利店のスタッフと相談してルアー用具一式をそろえました。ルアーは来年の渓流でも使えるかもしれないし、中通しのオモリなどはもっているので少しの投げ釣りなら間に合うと判断。それにしても最近の釣具は細分化しすぎていて選ぶのが難しいですね。幸いにも渓流釣りシーズンが終わり売り場が管理釣り場用に拡大しており迷うほど種類がありませんでした。上記とランディングネットを購入。渓流釣り用のタモ網が25cm程度なので大物を釣るには少々心もとないもので。

とりあえず6フィート・硬さLをベースに2000番のスピニングリール、ルアーは8gのスプーンを3個(ルアーは後日5gを追加)、ラインはナイロン1.5号(4lb)としました。ルアーははるか昔にやったことはありますがほとんど釣れなかったのでほぼ初心者です。来年の渓流で使用するには竿が少々長めで振り出しでない3ピースモデルなので迷いましたが予算を考えてこちらにしました。だいたい上州屋決算セールもあって2万ちょっとだとおもいます。

梅田湖デビュー DAY1 2020-9-27

梅田湖大橋を渡った駐車場より

毎週くることを考えると費用面からボートではなく岸からの釣りに。梅田湖はボート釣りがいいと他の方のサイトでいっていますがリッチではないのでとりあえず定番と思われる梅田湖大橋を渡ってすぐのところにある駐車場下から開始。7時ぐらいから開始したと思いますが誰もいません。しばらくするとポツポツと人が出始めました。久しぶりのキャスティングなのであらぬ方向へいったり、フライ気味にルアーを投げたりと初心者テクニック丸出し。まわりに人がいなくて良かった。

皆沢川方面から

今まで渓流釣りだとポイントを攻めるので魚がいる・いないがある程度判別できるのですが広すぎてどこになげたらいいのかよくわかりません。いずれにしても最初から釣れるとはおもっていないのでほぼキャスティングの練習です。とはいうものの何かしないと気が済まないので皆沢川上流からダム湖沿いの道路、といっても草ぼうぼうでクモの巣だらけ、をすすんでときおり湖面ででて試すも反応なし。皆沢川ルートはこの時期だとまだ草が膝上ぐらいまで生えているので少々難儀。歩いている途中にルアーを草に引っ掛けてロストするという珍事も発生。いずれにしてもキャスティングを繰り返して慣れるのが優先課題かな。

梅田湖でのルアー釣り DAY2 2020-10-3

桐生川上流から梅田湖を見る
桐生川上流から梅田湖をみる

2日目は梅田湖の桐生川方面上流からの釣り。岸釣りをするひとは駐車場と湖面に降りられる場所がかなり限定されるのでメインはこの2か所でしょう。こちらは桐生川がちょうど梅田湖になるような場所で川で遊ぶファミリーもくるような場所です。前回と同じく朝7時ぐらいにくると先に釣りをしているおじさんが。挨拶してルアーを投入。今日は8gだと重いような気がしたので5gに変更してキャスト。しばらくして何かHITしましたがバラシてしまいました。その後反応がないので渡河して反対側の左岸へ。10月3日はワカサギの解禁のようで数多くのボートがでていました。

ガッコウアト?

対岸へ渡ると何か施設があったような石垣や配管がある場所にでました。これがガッコウアト(学校跡)の名残なのでしょうか?桐生川ダムで水没したとおもっていたのでこれが飛駒尋常小学校なのかただの廃墟なのかは不明です。いずれにしても梅田湖釣りポイントで良くでてくるガッコウアトにはいけました。

15cmぐらいブラックバス

岸を中心にキャストしているといつの間にか魚がかかっていました。狙った魚ではありませんがとりあえず梅田湖でルアー初獲物。素直にうれしいですね。ブラックバスは昔奥多摩湖で釣ったことがありますがそのときもブラックバス狙いではありません。そのときは父親がみそ漬けにして食べましたが今回はリリースです。対岸でかかった魚もブラックバスでしょうか。いわれてみればボートからルアーをしている釣り人があきらかにブラックバス狙いのホッパーなど使っているのでいるんでしょうね。

この日は結局この1匹でキャストまずさから木に引っ掛けてロストしたルアーも数知れず。腕が悪いとお金がかかります。この場所からさらに進むと猛烈な藪になるので歩けないことはありませんがかなり大変でした。

梅田湖から桐生川上流へ - 大涌下の滝(だいころしのたき)ー

大涌下の滝
大涌下の滝(だいころしのたき)

帰る前にせっかくなのでこのまま桐生川上流へ歩いて大涌下の滝(だいころしのたき)まで行ってきました。

桐生の民話にもでてきますがだいころしの滝は檀家が減った和尚が入水したとか飢饉で母子が身を投げたとかありますがそのような悲愴感は感じられません。梅田湖心霊の原因はこの話しという説もありますがむしろこの滝の上にある小倉橋のほうが危ないように感じます。禁漁期間でなければ竿をだしてしまったでしょう。ちなみ小倉橋の案内版から下に降りるルートはかなり急ですので気をつけたほうが良いでしょう。私は逆に川を上って案内版とは反対側の道路にでました。

梅田湖でのルアー釣り DAY3 2020-10-4

桐生川と梅田湖の境?

翌日も懲りずに昨日と同じ梅田湖桐生川方面の上流にきました。こちらには昨日と同じコイを釣っている釣り師がいらっしゃいました。この方の話しがDAY4へつながるわけですが・・・

いずれにしてもこの日は図書館に返却にいかなければならないので昼頃には帰るつもりできています。

写真の場所はちょうど川から流れる水と湖から押し戻そうとする力が拮抗するポイントらしく流木が漂う場所となっています。3日目ともなるといろいろと思うこともあり、渓流釣りは川の上流へ釣りをしながら行くので場所をきめると時間が読めるのですが湖だとえんえんと時間が過ぎてしまい止め時のタイミングが難しく感じます。釣れないと粘りますし、おそらく釣れればずっと釣っているだろうし。そんな中、今日は昼までと決めてスタート。

と思っていたら持っていたルアー3個をすべてロストしてしまう事態に。本来ならこれで帰るのですが流木の影に50cmぐらいのニジマスと思しき魚影がちらちらとみえていて粘ってみました。渓流竿で餌釣り、毛ばりを投入、ルアーロッドで投げ釣りといろいろ試してみましたが見える魚ほど釣れないことを実証してしまいました。

コイ釣り師いわく、「先週ルアーの人が鮭みたいな大きいニジマスを釣っていたよ」と教えてくれた矢先でしたのでさもありなんと粘りました。そうこうするうちに時間がきたのでこの日はタイムアップ。そしてDAY4へ続きます。

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